第1回栃木国際映画祭 国際短編映画部門

プログラムA(9月14日 与一伝承館) 10:00 – 11:30

* 時間の温度(The temperature of time)(監督:Kyungrok Kim / 韓国)
* アイスクリームシンドローム(監督:有里 まりな)
* キャッチ-22 (Catch-22)(監督:He Wang / 中国)
* ライトインブルーム(監督:松村 遼)
* epilogue(監督:亀平 菜緒)
* 서울,드림(ソウル、ドリーム)(監督:平山 綾栞)
* 炎色反応(監督:堤 真矢)
* 明日に向かって演れ!(監督:鷲頭 祥伍)

プログラムB(9月14日 与一伝承館)11:55- 13:25

* ハンブーガー(監督:ヤマダ・ユーコ)
* リトルミッション(監督:岩本 崇穂)
* ちくわっちゃ!(監督:三坂 知絵子)
* ダンシングインザレイン(Dancing in the rain)(監督:Chao-chun Yeh / 台湾)
* レタスまき(監督:十川 雅司)
* PENGUIN THE MOVIE(監督:スタジオ カラッパ)
* 器(監督:柴田 明良)

プログラムC(9月14日 与一伝承館) 13:50 – 15:20

* 逆流(監督:北野 陽太)
* コラプス(Collapse)(監督:Natsumi Kuriya / デンマーク)
* When I Close My Eyes(監督:山口 優斗)
* 水牛を失った今、何を挽けばいいのか分からない(Now That I’ve Lost My Buffalo I Don’t Know What to Grind)(監督:Allie Trigoso, Diane Christiansen, Jessie Mott / アメリカ合衆国)
* 零私 Reiwa(監督:原田 涼)
* ロウリュ(Löylyy)(監督:Tuomo Mäntynen / フィンランド)
* モリ(Morî)(監督:Yakup Tekin Tangac / トルコ)

プログラムD(9月14日 与一伝承館) 17:30 – 19:00

* 家路にて(On the way home)(監督:Lee Yat Fung / 香港)
* 届かない(監督:金森 蓮)
* フィドラーズ・グリーン(Fidller’s Green)(監督:Juha Koiranen / フィンランド)
* 誘拐志願(監督:三浦 賢太郎)
* 根源への抗いがたい欲望(The Inescapable Desire of Roots)(監督:Mark Chua, Li Shuen Lam / シンガポール)
* 隣の家(監督:ぱん)
* 海の祈り(Prayer of the Sea)(監督:Martin Gerigk / ドイツ)
* オフェム(Ofem)(監督:Ciprian Ioan Iacob / ルーマニア)

プログラムE(9月14日 与一伝承館) 19:25 – 21:15

* 愛しい子(Ya Hanouni)(監督:Lyna Tadount, Sofian Chouaib / フランス)
* メキシコの星(監督:市川 雄大)
* STEREOTYPE(監督:荒井 大輝)
* ムッシュ・フィガロ(Monsieur Figaro)(監督:Sarah Benhammou-Lionnard / フランス)
* ドイツにつくもさんざん(監督:鹿野 洋平)
* 東京孤児(監督:板津 源)
* ピック・ピック(Pic Pic)(監督:Carol-Ann Belzil-Normand / カナダ)
* MEET THE MEAT(監督:土井 瑞生)
* 鳥の子どもたち(Children of the Bird)(監督:Julia Tudisco / ハンガリー)

プログラムF(※こちらは映画祭1日目の9月13日に上映します 与一伝承館) 19:50-21:30

* 宇宙人がやってきた(監督:相馬 雄太)
* 私は美しい(I am beautiful)(監督:Akash Santosh Kumar / アメリカ合衆国)
* なれそめ(監督:沖田 かおり)
* フィアベクジット(Fiabexit)(監督:Lorenzo Giovenga, Giuliano Giacomelli / イタリア)
* サウダージ(Saudade)(監督:Marlon Palacios / アメリカ合衆国) 

【招待作品】

* 振りふられ振りフル 〜ONE WAY LOVE〜(監督:篠原 哲雄)

審査員長

マークシリングさん

マーク・シリング

映画評論家、ジャーナリスト、翻訳者、作家。

日本最古の英語新聞『ザ・ジャパン・タイムズ』で1989年から日本映画をレビューし、2005年からハリウッドの主要な業界誌『バラエティ』で日本映画業界に関する記事を執筆している。

また、2000年からヨーロッパ最大のアジア映画祭であるウディネ・ファーイースト映画祭のプログラムアドバイザーを務めている。

ウディネFEFFで、日活アクション映画(2005年)、新東宝スタジオ(2010年)、日本のSF/ファンタジー映画(2016年)、1980年代と1990年代の日本映画(2023/24年)の特集を企画・監修。

著書には『Yakuza Movie Book: A Guide to Japanese Gangster Films』(2003年)、『No Borders, No Limits: Nikkatsu Action Cinema』(2007年)、『Art, Cult and Commerce: Japanese Cinema since 2000』(2019年)がある。

また、2022年8月に日本で公開され、世界中の映画祭で上映された三木聡監督作『コンビニストーリー』のオリジナルストーリーも執筆している。

審査員

藤田可南子さん

藤田可南子

東京出身の映画プロデューサー、セールス、ライター。

キングス・カレッジ・ロンドンで映画学の学士号を取得後、イギリスと日本にて映画制作を行う。2024年にはロンドンを拠点とする映画製作・配給会社「Felis Pictures Ltd.」を設立し、2025年には東京にも事業を拡大。2025年のロッテルダム・ラボや、2024年の釜山国際映画祭内のプロデューサー・ハブに参加。また、英語メディアの映画ライターとしてウディネ・ファー・イースト映画祭のキャンパス・プログラムや、Fest AnčaのGoCritic!といった批評家ワークショップにも参加。

現在は、長編・短編あわせて複数のプロジェクトを開発中であり、村上リ子監督『押しボタン症候群』は、BIFAN It Project Marketにてアジア・ディスカバリー・アワードを受賞、シッチェス映画祭のWomanInFan部門でファイナリストに選出。また、映画キュレーター/セールスとして、2024年よりロンドン国際ファンタスティック映画祭を運営、また2023年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭でグランプリを受賞し、Mirrorliar Films Season 5 として日本劇場公開されたリトアニア短編映画『NAIKU』の配給を担当。

方又玹さん

方又玹/Woohyun Bang

カメラマン。

1982年生まれ。韓国天安出身。日本映画学校撮影照明コース卒業。

映画学校では日本映画界を代表する名カメラマン萩原憲治氏に師事した。学生時代より、渡辺紘文・渡辺雄司兄弟と共に映画製作活動を開始し、『八月の軽い豚』『桟橋』『そして泥船はゆく』『七日』『プールサイドマン』『地球はお祭り騒ぎ』『普通は走り出す』と、渡辺紘文監督作品全ての作品で撮影監督を務めている。

大田原愚豚舎制作作品には旗揚げから参加、『そして泥船はゆく』『七日』『プールサイドマン』『地球はお祭り騒ぎ』『普通は走り出す』『叫び声』ではモノクロの映像表現に徹し、その力強く美しい映像美は国内外の映画関係者や映画ファンから高い評価を獲得している。

河手さん

河手愛実

世界3大ビューティーページェントであるMiss International Japan2024にて準グランプリに選出される。広く新しい価値創造のプロセスや仕組みへの関心から、知識創造理論をコアにイノベーションやスタートアップ、そこに必要なDE&I・美意識・戦略的ナラティブ/物語をつくること関して研究と実践を行う。ドキュメンタリー・映画制作への関心から、入管収容所の難民の方のドキュメンタリー制作に携わる。慶應義塾大学総合政策学部在学中。

須賀英之さん

須賀英之

宇都宮共和大学・宇都宮短期大学学長、栃木県文化振興審議会会長、栃木県交響楽団会長、うつのみや文化創造財団理事。